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EAのリアル口座とは|デモ口座との違いと実運用前に確認する基本用語

EAファンクラブ

EAのリアル口座とは、実資金でEAを稼働する口座です。

デモ口座では仮想資金でEAの設置、注文、決済、ログ、認証、setファイルなどを確認できますが、リアル口座では実際の資金で取引が行われます。そのため、損益、スプレッド、約定、スリッページ、証拠金維持率、ロット設定、口座条件をより慎重に確認する必要があります。

EAをリアル口座で使う前には、デモ口座やバックテストで確認した内容が、リアル口座の銘柄仕様、取引時間、サーバー時間、スプレッド、約定条件、認証状態と合っているかを確認します。

この記事では、EAのリアル口座の基本と、デモ口座との違い、実運用前に確認したい自動売買、認証、WebRequest、スプレッド、約定、ロット、証拠金、ログ確認のポイントを整理します。

なお、この記事はEAのリアル口座と実運用前確認の基本を整理するための内容です。売買判断、推奨ロット、推奨銘柄、推奨エントリー、利益保証、損失回避保証を行う内容ではありません。

この記事で確認すること

確認項目内容EA確認で関係する場面
リアル口座実資金で取引する口座です。EAを実運用する前に条件を確認します。
デモ口座仮想資金で動作確認する口座です。リアル口座へ移行する前の確認に使います。
自動売買EAによる注文を許可する設定です。リアル口座で注文可能な状態か確認します。
認証EAの利用可否を確認する仕組みです。リアル口座で認証が通るか確認します。
スプレッド・約定注文コストや注文成立条件です。デモ口座と差が出る場合があります。
証拠金・ロット資金余力と取引数量です。実資金でのリスク確認に関係します。

EAのリアル口座とは

EAのリアル口座とは、実資金を使ってEAを稼働する口座です。

リアル口座では、EAが発注した注文が実際の損益につながります。そのため、EAを設置する前に、設定値、ロット、認証、取引条件、スプレッド、約定、ログ出力、停止条件を確認します。

項目意味確認ポイント
リアル口座実資金で取引する口座です。損益が実際に発生します。
実資金口座に入金した実際の資金です。損失が発生する可能性があります。
EA実運用EAをリアル口座で稼働することです。デモ確認後に慎重に条件を確認します。
口座条件口座タイプ、レバレッジ、銘柄仕様などです。デモ口座と同じとは限りません。
ログ確認EAの動作記録を確認することです。実運用前後の状態確認に使います。

デモ口座との違い

リアル口座とデモ口座では、取引環境が完全に同じとは限りません。

デモ口座で動作確認できていても、リアル口座ではスプレッド、約定、スリッページ、取引サーバー、口座タイプ、銘柄仕様、取引時間、通信環境などが異なる場合があります。

比較項目デモ口座リアル口座
資金仮想資金です。実資金です。
損益実際の損益ではありません。実際の損益として反映されます。
スプレッドデモ用条件の場合があります。実口座の条件で変動します。
約定確認環境として処理されます。スリッページや約定拒否が発生する場合があります。
サーバーデモ用サーバーの場合があります。リアル口座用サーバーで処理されます。
心理面実資金ではないため負担が小さいです。実資金のため停止判断や確認負担が大きくなります。

リアル口座へ移す前にバックテストとの差を確認する

リアル口座は、デモ口座やバックテストとは約定環境が異なります。同じEA、同じsetファイル、同じ銘柄名であっても、スプレッド、スリッページ、取引時間、サーバー時間、最小ロット、手数料、口座タイプの違いによって、バックテスト結果と同じ動きにならない場合があります。

確認項目リアル口座で確認する理由
スプレッドバックテスト時より広い場合、エントリー見送りや決済差が出るため
約定価格バックテストの理論価格とリアルの約定価格が一致しないため
サーバー時間取引時間、日付区切り、指標停止、時間フィルターに影響するため
口座仕様最小ロット、lot step、手数料、銘柄名が異なる場合があるため

バックテストとリアル運用の違いを整理する場合は、MT5でバックテストとリアル運用の違いを確認することを確認してください。

GOLD / XAUUSDでスプレッド差を確認する場合は、GOLD / XAUUSD対応EAのスプレッド確認ガイド、別口座や別環境へ移す場合は、MT5でEAを別口座・別環境へ移す前に確認することも参考になります。

リアル口座で最初に確認すること

リアル口座でEAを使う前には、EAが正常に起動し、注文可能な状態になっているかを確認します。

特に、EA設置、自動売買許可、EA個別の使用許可、認証状態、WebRequest、setファイル、銘柄仕様、ロット条件を確認します。

確認項目内容ログで見る項目
EA設置対象チャートにEAが設置されているか確認します。init、EA名、version
自動売買許可端末全体とEA個別の許可を確認します。trade_allowed、auto_trading
認証状態リアル口座でEA利用が許可されているか確認します。auth_status、auth_result
WebRequest外部認証や通知に必要な通信設定です。webrequest_ok、http_status
setファイル読み込んだEA設定です。input_summary、setting_log
銘柄仕様point、digits、lot step、tick valueなどです。symbol_info、point、digits

自動売買とEA個別許可を確認する

リアル口座では、自動売買の許可状態を慎重に確認します。

端末全体の自動売買がONでも、EA個別の使用許可がOFFになっている場合、EAが注文できないことがあります。反対に、意図せずONになっている場合は、想定外の注文につながる可能性があります。

確認項目内容注意点
端末全体の自動売買MT4 / MT5全体でEA注文を許可する設定です。ON / OFFを確認します。
EA個別の許可チャート上のEAごとの使用許可です。EAごとに確認します。
手動停止利用者が一時的にEAを止める操作です。再開時の条件を確認します。
VPS環境VPS上でEAを動かす環境です。端末再起動や接続状態を確認します。
誤稼働防止意図しない注文を避ける確認です。対象チャート、銘柄、setファイルを確認します。

認証とWebRequestを確認する

認証付きEAでは、リアル口座で認証が通っているかを確認します。

デモ口座では認証OKでも、リアル口座では口座番号、サーバー名、口座種別、ライセンス条件、利用期限などにより認証結果が異なる場合があります。

確認項目内容確認するログ
認証状態EAが利用可能か確認します。auth_status、auth_result
口座情報認証対象の口座か確認します。account、server、account_type
利用期限ライセンスや試用期限です。valid_until、expired
WebRequest外部URLへ通信できるか確認します。webrequest_ok、http_status
認証NG時の動作どの機能が止まるか確認します。auth_block、entry_block

スプレッドと約定を確認する

リアル口座では、スプレッドや約定条件がデモ口座と異なる場合があります。

EAの最大スプレッド設定を超えると、EAが発注前に注文を見送る場合があります。また、注文時の価格と実際の約定価格がずれる場合もあります。

確認項目内容ログで見る項目
現在スプレッドBidとAskの差です。current_spread、spread_points
最大スプレッドEAが発注を許可する上限です。max_spread、spread_block
注文価格EAが注文時に指定した価格です。request_price
約定価格実際に成立した価格です。fill_price、deal_price
スリッページ注文価格と約定価格の差です。slippage_points、price_diff
注文失敗注文が成立しない状態です。retcode、order_fail、Journalログ

ロットと証拠金を確認する

リアル口座では、ロット設定と証拠金状態を必ず確認します。

デモ口座と同じロットでも、リアル口座の資金額、レバレッジ、銘柄仕様、必要証拠金、口座通貨によって資金負担が異なる場合があります。

確認項目内容ログで見る項目
初期ロットEAが最初に出すロットです。first_lot、request_volume
最小ロット注文可能な最小数量です。volume_min、min_lot
ロット刻み注文ロットの増減単位です。volume_step、lot_step
必要証拠金注文に必要な証拠金です。required_margin、margin_check
余剰証拠金新規注文に使える資金余力です。free_margin
証拠金維持率口座の資金余力を示す割合です。margin_level

デモ確認からリアル口座へ移す時の注意点

デモ口座で確認したsetファイルをリアル口座で使う場合でも、条件差を確認する必要があります。

デモ口座とリアル口座では、口座残高、レバレッジ、サーバー時間、スプレッド、銘柄名、銘柄仕様、ロット条件が異なる場合があります。

確認項目確認内容注意点
口座残高デモ口座とリアル口座の資金額を確認します。同じロットでも負担が変わります。
レバレッジ口座のレバレッジを確認します。必要証拠金に影響します。
銘柄名GOLD、XAUUSD、接尾辞などを確認します。EAの対象銘柄と一致しているか確認します。
銘柄仕様point、digits、tick value、契約サイズを確認します。損益やSL/TP幅に影響します。
サーバー時間EAの稼働時間判定を確認します。日本時間とずれる場合があります。
setファイルデモ確認済みの設定です。リアル口座条件に合うか再確認します。

GOLD / XAUUSDでリアル口座確認すること

GOLD / XAUUSDでは、通貨ペアと同じ感覚でリアル口座のEA設定を見ないことが重要です。

値幅、スプレッド、point、digits、tick value、契約サイズ、必要証拠金が口座条件により変わる場合があります。

確認項目注意点見る情報
point / digits価格単位を混同しやすい項目です。銘柄仕様、EAログ
スプレッド時間帯により広がる場合があります。spread_points、spread_block
tick value最小変動あたりの損益に関係します。symbol_info、損益ログ
必要証拠金ロットや口座条件で変わります。margin_check、free_margin
SL / TP幅points指定か価格差指定か確認します。sl_price、tp_price、distance_points

ナンピンEAでリアル口座確認すること

ナンピンEAでは、リアル口座での初回ロット、追加ロット、最大ポジション数、証拠金維持率、最大含み損を慎重に確認します。

デモ口座では問題なく見えても、リアル口座ではスプレッド、約定、証拠金条件、心理的負担が異なる場合があります。

確認項目内容ログで見る項目
初回エントリー最初の注文です。first_entry、entry_reason
追加判定ナンピン条件です。add_check、distance_points
追加ロットナンピン時のロットです。add_volume、lot_multiplier
平均建値複数ポジションの平均価格です。avg_price、basket_scope
含み損未決済ポジションの損失です。floating_pl、basket_pl
証拠金維持率口座の資金余力です。margin_level、risk_block

コピーEAでリアル口座確認すること

コピーEAでは、コピー元とコピー先のどちらをリアル口座にするか、または両方リアル口座にするかによって確認内容が変わります。

コピー元で注文が出ても、コピー先ではスプレッド、銘柄仕様、ロット条件、証拠金、サーバー時間、通信遅延により、同じ結果になるとは限りません。

確認項目内容ログで見る項目
コピー元口座注文が発生する口座です。source_ticket、source_magic
コピー先口座注文を受ける口座です。dest_ticket、dest_magic
コピー対象判定コピーする対象に含まれたかです。copy_filter、include_magic、exclude_magic
送受信コピー情報が届いたかです。seq、heartbeat、receive_status
ロット変換コピー先でのロット調整です。source_volume、dest_volume、lot_ratio
約定価格差コピー元とコピー先の価格差です。source_price、dest_price、slippage

リアル口座で保存するもの

リアル口座でEAを稼働する前後は、あとから確認できるように設定とログを保存します。

保存項目保存する内容
EA名使用したEA名を記録します。
EAバージョン使用したEAのバージョンを記録します。
口座種別リアル口座、サーバー名、口座タイプを記録します。
銘柄確認した銘柄を記録します。
時間足EAを設置した時間足を記録します。
setファイル使用したEA設定を保存します。
取引履歴注文、約定、決済の記録を保存します。
ExpertsログEA側の判定ログを保存します。
Journalログ端末・サーバー側のログを保存します。

確認順

順番確認項目確認内容
1デモ確認結果デモ口座でEA設置、注文、決済、ログ確認が済んでいるか確認します。
2リアル口座条件口座タイプ、サーバー名、銘柄仕様、レバレッジを確認します。
3setファイルリアル口座で使う設定値を確認します。
4自動売買許可端末全体とEA個別の許可を確認します。
5認証状態auth_status、auth_result、WebRequestを確認します。
6スプレッド・約定spread_block、retcode、fill_priceを確認します。
7証拠金・ロットfree_margin、margin_level、volume_checkを確認します。
8ログ保存Expertsログ、Journalログ、取引履歴を保存します。

実務チェック表

チェック項目確認内容
デモ口座で動作確認したEA設置、注文、決済、ログ確認を済ませます。
リアル口座条件を確認した口座タイプ、サーバー、レバレッジ、銘柄仕様を確認します。
setファイルを確認したリアル口座で使う設定値を確認します。
自動売買を確認した端末全体とEA個別の許可を確認します。
認証を確認したauth_status、auth_result、WebRequestを確認します。
スプレッドを確認したcurrent_spread、max_spread、spread_blockを確認します。
ロットと証拠金を確認したvolume_min、volume_step、free_margin、margin_levelを確認します。
取引履歴を保存した注文、約定、決済、損益を保存します。
ExpertsログとJournalログを保存したEA側と端末・サーバー側の記録を保存します。

FAQ

EAのリアル口座とは何ですか?

EAのリアル口座とは、実資金でEAを稼働する口座です。EAが発注した注文は、実際の損益として口座に反映されます。

デモ口座で確認していればリアル口座でも同じですか?

同じとは限りません。リアル口座では、スプレッド、約定、スリッページ、口座タイプ、銘柄仕様、サーバー時間、通信環境などが異なる場合があります。

リアル口座でEAを使う前に何を確認しますか?

EA設置、自動売買許可、認証状態、WebRequest、setファイル、銘柄仕様、ロット、証拠金、スプレッド、Expertsログ、Journalログを確認します。

リアル口座で注文が出ない場合は何を見ますか?

entry_skip、spread_block、time_block、risk_block、auth_status、retcode、order_fail、Journalログを確認し、発注前ブロックと注文後エラーを分けて確認します。

GOLD / XAUUSDではリアル口座確認が必要ですか?

必要です。GOLD / XAUUSDでは、point、digits、tick value、スプレッド、必要証拠金、値幅が通貨ペアと異なる場合があります。

リアル口座で保存するものは何ですか?

EA名、EAバージョン、口座種別、銘柄、時間足、setファイル、取引履歴、Expertsログ、Journalログ、確認日時を保存します。

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FX用語辞典EA・MT4/MT5を使う前に確認したいFX用語全体を確認します。
EAのデモ口座とは実運用前にデモ口座で確認する項目を整理します。
EAの口座タイプとはリアル口座で確認する口座タイプ、スプレッド、手数料、条件差を確認します。
レバレッジと必要証拠金とはリアル口座でEAを動かす前に、必要証拠金や口座リスクを確認します。
EAの自動売買ボタンとはリアル口座でEAが注文可能な状態か、MT4/MT5の注文許可を確認します。
EAログとはリアル口座での注文、認証、エラー、稼働状態のログ確認に使います。

まとめ

EAのリアル口座は、実資金でEAを稼働する口座です。

デモ口座で動作確認できていても、リアル口座ではスプレッド、約定、スリッページ、口座タイプ、銘柄仕様、証拠金、サーバー時間、通信環境が異なる場合があります。

実運用前には、EA設置、自動売買許可、認証状態、WebRequest、setファイル、ロット、証拠金、スプレッド、Expertsログ、Journalログ、取引履歴を確認してください。

特にGOLD / XAUUSD、ナンピンEA、コピーEA、認証付きEAでは、デモ口座との差、リアル口座の条件、ログ、取引履歴を保存し、設定値を確認してから進めることが重要です。

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