MT5でEA動作診断チェックツールを使う前に確認すること
MT5でEAをチャートに設置しても、起動しない、エントリーしない、決済しない、通知が届かない、認証エラーが出る、設定値が反映されているか分からないといったことがあります。
このような場合、原因がEA本体だけにあるとは限りません。MT5側の自動売買許可、EA個別設定、チャートへの設置状態、入力パラメータ、対象シンボル、口座状態、ライセンス認証、WebRequest、VPS環境、Expertsログ、Journalログなどを分けて確認する必要があります。
この記事では、MT5でEA動作診断チェックツールを使う前に整理しておきたい確認項目をまとめます。EA動作診断チェックツールは、EAやMT5環境の状態を確認しやすくするための補助ツールであり、売買判断、利益、勝率、損失回避を保証するものではありません。
- この記事で確認すること
- MT5のEA動作診断チェックツールとは
- EA動作診断チェックツールで確認できること
- 1. まずEAの設置状態を確認する
- 2. 自動売買許可を確認する
- 3. 入力パラメータを確認する
- 4. 対象シンボルと時間足を確認する
- 5. 認証・ライセンス状態を確認する
- 6. WebRequest・外部連携を確認する
- 7. 口座状態・取引条件を確認する
- 8. VPS環境を確認する
- 9. Expertsログで確認したい項目
- 10. Journalログで確認したい項目
- 11. よくある症状と確認先
- 12. EA動作診断前の実務チェック表
- 13. 問い合わせ前に整理しておく情報
- 14. EA動作診断チェックツールで注意したいこと
- 関連する確認ページ
- 関連する商品ページ
- 購入前・利用前に確認するページ
- まとめ
この記事で確認すること
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| EAの設置状態 | EAが正しいチャートに入っているか、EA名やバージョンが確認できるかを整理します。 |
| 自動売買許可 | MT5全体の自動売買、EA個別の取引許可、口座側の取引可否を確認します。 |
| 入力パラメータ | 取引ON/OFF、BUY/SELL許可、ロット、スプレッド制限、時間帯制限、setファイルを確認します。 |
| 対象シンボル・時間足 | チャート銘柄、銘柄名のサフィックス、対象時間足、複数銘柄対応の有無を確認します。 |
| 認証・ライセンス | 口座認証、期限認証、ライセンスキー、外部認証、認証ログを確認します。 |
| WebRequest・外部連携 | Discord通知、Google Sheets連携、外部認証、外部設定取得に必要な通信設定を確認します。 |
| ログ確認 | Expertsログ、Journalログ、診断ログ、注文エラー、通知エラーを分けて確認します。 |
MT5のEA動作診断チェックツールとは
MT5のEA動作診断チェックツールとは、EAが正常に起動しているか、取引許可や入力設定に問題がないか、認証やWebRequest、ログ出力に不備がないかを確認しやすくするための診断補助ツールです。
EAが動かない、エントリーしない、決済しない、通知が届かない、外部連携が動かない、認証に失敗する場合でも、確認対象は1つではありません。
たとえば、EA本体のロジック以前に、MT5側の自動売買がOFFになっている、EA個別設定で取引が許可されていない、対象銘柄が違う、setファイルが違う、WebRequest設定が不足している、認証に失敗している、VPS側でMT5が止まっている、といった原因もあります。
EA動作診断チェックツールは、こうした確認項目を整理し、どこで止まっているのかを確認しやすくするための補助です。診断結果がOKであっても、EAの売買条件が成立することや、将来の運用結果を保証するものではありません。
EA動作診断チェックツールで確認できること
EA動作診断チェックツールでは、EAの起動状態、MT5側の設定状態、外部連携の状態、ログ確認に必要な情報を整理できる場合があります。
| 確認分類 | 主な確認内容 | 確認時の注意点 |
|---|---|---|
| EA設置状態 | EAがチャートに適用されているか、EA名やバージョンが確認できるか | 旧版や別EAを入れていないかも確認します。 |
| 初期化状態 | OnInit相当の起動ログ、初期化エラー、設定読み込み状態 | 初期化エラーがある場合、後続処理が止まることがあります。 |
| 自動売買許可 | MT5全体の自動売買、EA個別の取引許可、口座側の取引可否 | EAが表示されていても、取引処理が許可されていない場合があります。 |
| 入力パラメータ | 取引ON/OFF、BUY/SELL許可、ロット、スプレッド制限、時間帯制限 | 検証用setと通常運用用setを混同しないようにします。 |
| 認証状態 | 口座認証、期限認証、ライセンスキー、外部認証の結果 | 認証情報や口座番号は必要に応じてマスクします。 |
| 外部連携 | WebRequest、Discord通知、Google Sheets連携、外部設定取得 | Webhook URL、GAS URL、APIキーなどの実値は公開しません。 |
| ログ | Expertsログ、Journalログ、診断ログ、注文・決済・通知エラー | 症状が発生した時刻の前後を確認します。 |
診断チェックツールを使う場合でも、診断結果だけで原因を断定するのではなく、MT5の設定、EAの仕様、ログ、口座環境をあわせて確認してください。
1. まずEAの設置状態を確認する
EAが動かない場合、最初に確認するのは、EAが正しいチャートに設置されているかです。
| 確認項目 | 確認する内容 | よくある原因 |
|---|---|---|
| EAの設置先 | 対象チャートへEAを適用しているか | 別チャート、別銘柄、別時間足に入れている |
| EA名 | チャート右上やログでEA名が確認できるか | 旧版、別商品、検証版と混同している |
| ファイル形式 | MT5用のEX5ファイルか | MT4用EX4ファイルを入れている |
| 配置フォルダ | MQL5 / Experts 配下へ配置しているか | IndicatorsやScriptsへ入れている |
| ナビゲーター更新 | ファイル設置後にMT5再起動または更新を行ったか | 設置したのにナビゲーターへ表示されない |
| 初期化ログ | Expertsログに起動・初期化ログが出ているか | 初期化エラー、ファイル不足、認証失敗 |
EAがチャートに設置されていない状態では、入力設定やロジック以前に動作確認ができません。まずEA名、ファイル名、バージョン、設置チャートを確認してください。
2. 自動売買許可を確認する
EAで注文や決済を行う場合、MT5全体とEA個別の自動売買許可を確認します。
| 確認項目 | 確認する内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| MT5全体の自動売買 | 上部メニューやツールバーでアルゴリズム取引がONになっているか | OFFの場合、EAの取引処理が実行されない場合があります。 |
| EA個別の取引許可 | EA設定画面で取引が許可されているか | EAごとに設定が異なる場合があります。 |
| DLL許可 | DLLを必要とするEAで許可されているか | 不要なEAではONにする必要はありません。 |
| WebRequest許可 | 外部通信が必要なEAでURL登録が済んでいるか | 通知、認証、外部設定取得に関係します。 |
| 口座側の取引可否 | 口座が取引可能な状態か | ログイン状態、口座種別、取引制限も確認します。 |
EAがチャートに表示されていても、自動売買許可がOFFの場合、注文や決済が行われないことがあります。診断時は、表示されていることと、取引処理が許可されていることを分けて確認してください。
3. 入力パラメータを確認する
EAが正常に起動していても、入力パラメータの状態によっては、エントリーしない、決済しない、通知しない、外部連携しない場合があります。
| 確認項目 | 確認する内容 | 確認時の注意点 |
|---|---|---|
| 取引ON/OFF | EA内部の稼働設定や新規エントリー許可がONか | 外部停止や内部停止設定がある場合も確認します。 |
| BUY / SELL許可 | BUYのみ、SELLのみ、両方向許可などの状態 | 片方向のみ停止している場合があります。 |
| ロット | ロット値、最小ロット、ロットステップ | 口座や銘柄仕様に合わないと注文エラーになります。 |
| 最大ポジション数 | 既存ポジションが上限に達していないか | EAが新規エントリーを止める理由になる場合があります。 |
| スプレッド制限 | 現在スプレッドが上限を超えていないか | 相場状況や銘柄により変動します。 |
| 稼働時間・曜日制限 | 現在時刻がEAの稼働対象か | MT5サーバー時間とPC時間の違いにも注意します。 |
| 通知・外部連携 | Discord通知、Google Sheets連携、外部認証などのON/OFF | 売買処理と通知処理を混同しないようにします。 |
| setファイル | 正しいsetを読み込んでいるか | 別商品、旧バージョン、検証用setとの混同に注意します。 |
診断時は、画面上のInputsだけでなく、Expertsログに出ている起動時設定や診断ログも確認してください。入力値が画面上で見えていても、EA内部でどの値が有効になっているかは、ログで確認できる設計の方が切り分けやすくなります。
4. 対象シンボルと時間足を確認する
EAによっては、対象シンボルや時間足が決まっている場合があります。対象外のチャートに設置していると、EAが起動していても条件判定や注文処理が行われないことがあります。
| 確認項目 | 確認する内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| チャートシンボル | 現在のチャート銘柄がEAの対象か | GOLD、XAUUSD、XAUUSDcなど表記差を確認します。 |
| サフィックス | 銘柄名の末尾に文字が付いていないか | EAがサフィックスに対応しているか確認します。 |
| 対象時間足 | M1、M5、M15、H1など、EAの想定時間足か | 時間足固定のEAでは特に重要です。 |
| 複数銘柄対応 | 単一銘柄専用か、複数銘柄対応か | 参照銘柄や気配値表示も確認します。 |
| ヒストリーデータ | 必要な足数や過去データが取得できているか | データ不足で判定が止まる場合があります。 |
| オフライン状態 | 気配値が更新されているか | 価格が止まっているとEAの判定も進まない場合があります。 |
同じゴールド系の銘柄でも、ブローカーや口座タイプによって銘柄名や桁数が異なる場合があります。診断時は、チャート上の表示名をそのまま記録してください。
5. 認証・ライセンス状態を確認する
EAによっては、口座認証、期限認証、ライセンスキー認証、外部認証などが入っている場合があります。
認証に失敗している場合、EAはチャートに表示されていても、新規エントリー、決済、通知、外部連携などの一部または全部が止まる場合があります。
| 確認項目 | 確認する内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 口座認証 | 登録口座と利用口座が一致しているか | 口座番号を共有する場合は必要箇所をマスクします。 |
| 期限認証 | 利用期限が切れていないか | 期限切れ時のログ表示を確認します。 |
| ライセンスキー | 入力したキーが正しいか | キー全体を公開しないようにします。 |
| 外部認証 | WebRequestや外部URLへの通信が必要か | URL許可、通信失敗、サーバー応答を確認します。 |
| 認証ログ | 認証成功・失敗の理由がExpertsログに出ているか | 認証NGと取引条件NGを混同しないようにします。 |
認証エラーがある場合は、EA本体が壊れているのではなく、利用条件、口座、期限、通信設定、ライセンス情報の不一致が原因になる場合があります。診断時は、認証状態を注文条件やロジック条件とは分けて確認してください。
6. WebRequest・外部連携を確認する
Discord通知、Google Sheets連携、外部認証、外部設定読み込みなどを使うEAでは、WebRequest設定が必要になることがあります。
| 確認項目 | 確認する内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| WebRequestの必要性 | 対象EAが外部通信を使う仕様か | 外部連携がないEAでは不要な場合もあります。 |
| MT5側の許可設定 | WebRequest許可リストへ必要URLを登録しているか | VPS側MT5でも同じ確認が必要です。 |
| Discord通知 | 通知機能がONか、送信ログが出ているか | Webhook URLの実値は公開しません。 |
| Google Sheets連携 | 記録先やGAS連携が必要か | GAS URLやAPIキーの扱いに注意します。 |
| 外部認証 | 認証サーバーへの通信が必要か | 通信失敗と認証NGを分けて確認します。 |
| 通信ログ | 成功、失敗、HTTPステータス、エラー番号 | ログの時刻と症状発生時刻を照合します。 |
EA本体が正常でも、WebRequest設定が不足していると、通知、記録、認証、外部設定取得が動作しない場合があります。Webhook URL、GAS URL、APIキー、認証トークンなどの実値は、公開ページや通常の問い合わせ文面にそのまま貼らないでください。
7. 口座状態・取引条件を確認する
EAが注文しない場合、EAの条件ではなく、口座側の取引条件や銘柄仕様が原因になる場合があります。
| 確認項目 | 確認する内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| ログイン状態 | 対象口座へ正常にログインできているか | 接続切れや読み取り専用ログインに注意します。 |
| 取引時間 | 現在が取引可能な時間帯か | サーバー時間、休日、メンテナンス時間を確認します。 |
| マーケットクローズ | 対象銘柄が取引停止中ではないか | 銘柄ごとに状態が異なる場合があります。 |
| 証拠金 | 必要証拠金に対して余力があるか | ロット設定や口座残高とあわせて確認します。 |
| 最小ロット・ロット刻み | 入力ロットが銘柄仕様に合っているか | ロット不正の注文エラーにつながります。 |
| ストップレベル | TP/SLや指値注文の距離が近すぎないか | 銘柄仕様やブローカー仕様により異なります。 |
| フリーズレベル | 既存注文やポジション変更が制限されていないか | 決済・変更エラーの原因になる場合があります。 |
| スプレッド | 現在スプレッドがEA設定の上限を超えていないか | スプレッド制限で新規注文が止まる場合があります。 |
診断チェックツールでは、EA側の設定だけでなく、口座・銘柄・取引条件も確認対象に含めると、原因を切り分けやすくなります。
8. VPS環境を確認する
EAをVPSで稼働している場合、自宅PC側ではなく、実際にEAが動いているVPS側MT5の状態を確認します。
| 確認項目 | 確認する内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| VPSの起動状態 | VPSが停止・再起動していないか | Windows Updateや再起動履歴も確認します。 |
| VPS側MT5 | MT5が起動したままか | ローカルPC側MT5とは別環境です。 |
| EA設置状態 | VPS側チャートにEAが入っているか | テンプレート変更やチャート削除に注意します。 |
| 自動売買許可 | VPS側MT5で自動売買がONか | ローカル側だけONでも意味がありません。 |
| WebRequest設定 | VPS側MT5にもURL許可が入っているか | 移行後に設定漏れが起きやすい項目です。 |
| 通知・外部連携 | VPS上から外部サービスへ通信できるか | 通信制限、Firewall、外部サービス側も確認します。 |
| 再起動後の復帰 | VPS再起動後にMT5とEAが復帰しているか | 常時稼働前提なら定期的に確認します。 |
VPS環境では、EA本体の設定だけでなく、VPS、MT5、通信、通知、WebRequest、再起動後の復帰状態も確認対象になります。
9. Expertsログで確認したい項目
EA動作診断では、Expertsログの確認が重要です。チャート上ではEAが動いているように見えても、ログを見ると認証NG、WebRequestエラー、条件ブロック、注文エラーなどが出ている場合があります。
| ログ項目 | 確認する内容 | 確認目的 |
|---|---|---|
| 起動ログ | EA名、バージョン、初期化完了 | 正しいEAが起動しているか確認します。 |
| 対象情報 | シンボル、時間足、口座区分 | 設置チャートや使用環境を確認します。 |
| 入力設定 | 主要input、稼働ON/OFF、BUY/SELL許可 | setファイル反映を確認します。 |
| 認証結果 | 認証OK/NG、期限、口座確認 | 認証で止まっていないか確認します。 |
| 自動売買許可 | terminal側、EA側、口座側の許可状態 | 取引処理が許可されているか確認します。 |
| WebRequest状態 | 外部通信の成功・失敗、URL許可不足 | 通知や外部認証の状態を確認します。 |
| 取引条件 | スプレッド、ロット、取引時間、証拠金 | 注文前のブロック理由を確認します。 |
| 注文結果 | retcode、注文エラー、拒否理由 | 条件未成立と注文エラーを分けます。 |
ログ例として、以下のような項目が確認できると、EAの状態を追いやすくなります。実際のログ名や表示形式は、使用しているEAや診断チェックツールの仕様によって異なります。
EA_DIAG_INIT: enabled=Y ea=SampleEA version=1.000 symbol=GOLD tf=M15
EA_DIAG_AUTOTRADE: terminal=ON ea_setting=ON result=OK
EA_DIAG_AUTH: status=OK account=****1234
EA_DIAG_WEBREQ: status=OK target_count=2
EA_DIAG_INPUT: trade_enabled=Y buy=Y sell=Y max_spread=50
EA_DIAG_SYMBOL: symbol=GOLD tradable=Y min_lot=0.01 step=0.01
EA_DIAG_BLOCK: reason=SPREAD_TOO_HIGH current=65 limit=50
EA_DIAG_READY: status=OK
ログ例には、実口座番号、Webhook URL、GAS URL、APIキー、認証トークンなどの実値を入れないでください。必要な場合は、マスク済みの値やtarget種別だけで確認します。
10. Journalログで確認したい項目
ExpertsログはEA側の動作確認に使いますが、JournalログではMT5端末側や取引サーバー側の状態を確認できます。
| 確認項目 | Journalログで見る内容 | 確認目的 |
|---|---|---|
| ログイン状態 | 接続、切断、再接続、ログイン失敗 | MT5端末が正常に接続されているか確認します。 |
| EA着脱 | EAの適用、削除、再初期化 | チャート操作や時間足変更の影響を確認します。 |
| 注文応答 | 注文送信、拒否、約定、エラー | EA側ログと照合します。 |
| 取引許可 | 取引無効、AutoTrading OFF、口座制限 | EA以前の端末・口座側制限を確認します。 |
| ファイル・通信 | ファイル読み込み、通信失敗、権限不足 | set、CSV、外部連携の問題を確認します。 |
| 再起動・停止 | MT5再起動、VPS再起動、異常終了 | 長時間稼働時の停止原因を確認します。 |
注文や通知が動かない場合でも、原因がEA側にあるとは限りません。MT5端末、口座、サーバー、通信、VPS側の状態もあわせて確認してください。
11. よくある症状と確認先
EA動作診断では、症状ごとに確認先を分けると原因を整理しやすくなります。
| 症状 | 主に確認する場所 | 確認する内容 |
|---|---|---|
| EAが起動しない | 設置状態 / Expertsログ | ファイル配置、MT4/MT5違い、初期化エラー、依存ファイル不足 |
| EAは起動するが注文しない | 入力設定 / 取引条件 / Expertsログ | 取引ON/OFF、条件未成立、スプレッド制限、最大ポジション数 |
| 決済しない | 保有ポジション / マジックナンバー / 決済ログ | 対象ポジション、決済条件、TP/SL、トレーリング、決済エラー |
| 認証エラーが出る | 認証ログ / WebRequest / ライセンス情報 | 口座番号、期限、ライセンスキー、外部通信、認証応答 |
| 通知が届かない | WebRequest / 通知設定 / Expertsログ | Webhook、URL許可、通知ON/OFF、送信結果 |
| VPSだけ動かない | VPS環境 / VPS側MT5 | MT5起動、自動売買、WebRequest設定、通信状態 |
| 注文エラーが出る | Journalログ / 取引条件 / 注文結果 | 最小ロット、証拠金、取引時間、ストップレベル、retcode |
| 表示が崩れる | チャート表示 / オブジェクト / Expertsログ | 時間足変更、画面サイズ、旧オブジェクト、初期化ログ |
診断チェックツールを使う場合も、まず症状を分類し、どのログ・どの設定を見るべきかを整理してください。
12. EA動作診断前の実務チェック表
EA動作診断チェックツールを使う前に、以下を確認してください。
| チェック項目 | 確認内容 |
|---|---|
| EA名を確認した | 商品名、ファイル名、チャート上の表示名を確認します。 |
| EAバージョンを確認した | 旧版、修正版、検証版と混同していないか確認します。 |
| 対象チャートを確認した | 銘柄、時間足、チャートに入っているEAを確認します。 |
| setファイルを確認した | 現在使っているset、変更前後のset、検証用setを分けます。 |
| 自動売買許可を確認した | MT5全体とEA個別設定を確認します。 |
| 認証状態を確認した | 認証OK/NG、期限、ライセンス情報を確認します。 |
| WebRequestを確認した | 必要URLの許可、通信ログ、外部連携状態を確認します。 |
| VPS環境を確認した | VPS側MT5の起動、自動売買、通信状態を確認します。 |
| Expertsログを確認した | 初期化、設定、認証、条件判定、エラーを確認します。 |
| Journalログを確認した | 端末、接続、注文応答、取引許可、サーバー状態を確認します。 |
| スクリーンショットを保存した | チャート、Inputs、ログ、エラー表示を保存します。 |
| 機密情報をマスクした | 口座番号、Webhook URL、GAS URL、APIキー、認証トークンを隠します。 |
13. 問い合わせ前に整理しておく情報
EA動作診断チェックツールについて相談する場合は、診断結果だけでなく、使用環境、症状、ログ、直前操作を整理しておくと確認が進めやすくなります。
| 整理項目 | 整理する内容 |
|---|---|
| 使用EA | EA名、ファイル名、バージョン、使用しているsetファイル |
| 使用環境 | MT4 / MT5、自宅PC、VPS、ブローカー、口座タイプ |
| 対象チャート | シンボル、時間足、チャートに設置しているEA・インジケータ |
| 発生症状 | 起動しない、注文しない、決済しない、通知されない、認証できないなど |
| 診断結果 | 自動売買、認証、WebRequest、入力設定、取引条件の確認結果 |
| ログ | Expertsログ、Journalログ、診断ログ、発生時刻前後の記録 |
| 直前の変更 | EA更新、set変更、VPS再起動、URL変更、口座変更など |
| マスク対象 | 口座番号、ライセンスキー、Webhook URL、GAS URL、APIキー、認証トークンなど |
診断結果だけでは、発生時刻や直前操作が分からない場合があります。症状が発生した前後のExpertsログとJournalログをあわせて確認できるようにしてください。
14. EA動作診断チェックツールで注意したいこと
EA動作診断チェックツールを使う場合は、診断結果の意味を過信しないことが重要です。
| 注意点 | 確認する理由 |
|---|---|
| 診断結果OKでも売買条件成立とは限らない | 診断は環境・設定・ログの確認補助であり、EAロジックの条件成立を保証しません。 |
| 利益や損失回避を保証しない | EAの起動状態や認証状態は、将来の結果とは別の確認項目です。 |
| 自動売買・認証・WebRequestを分ける | 複数の停止要因を1つの原因として扱わないためです。 |
| ログと画面表示を照合する | チャート表示だけでは、内部ブロックや通信エラーを確認できない場合があります。 |
| 外部URLや認証情報を公開しない | Webhook URL、GAS URL、APIキー、認証トークンは機密情報として扱います。 |
| VPSと自宅PCを分けて確認する | ローカル側で正常でも、VPS側のMT5設定が違う場合があります。 |
EA動作診断チェックツールは、EAやMT5環境の状態を確認しやすくするための補助ツールです。売買判断、相場予測、利益保証、損失回避保証を目的とするものではありません。
関連する確認ページ
EA動作診断では、症状別の確認記事、ログ確認、WebRequest確認、不具合報告ページをあわせて確認すると、原因を切り分けやすくなります。
| 確認ページ | 確認できること |
|---|---|
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関連する商品ページ
EA動作診断チェックツールを使う前に、関連する補助ツールやカテゴリページも確認してください。商品ページでは、対応環境、納品内容、利用前の確認事項、ライセンス条件を確認できます。
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|---|---|
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購入前・利用前に確認するページ
診断補助ツールを利用する前には、動作環境、購入前確認、免責事項、投資助言を行わない方針も確認してください。
| ページ | 確認できること |
|---|---|
| 動作環境 | MT4 / MT5、Windows PC、VPS、外部連携などの確認項目を整理できます。 |
| 購入前確認事項 | 購入前に確認しておきたい対応環境、利用条件、確認事項を整理できます。 |
| 免責事項・リスク説明 | 投資助言ではないこと、損益保証をしないこと、利用上の注意を確認できます。 |
| 投資助言を行わない方針 | EAファンクラブが投資判断や売買指示を行わない方針を確認できます。 |
| 導入ガイド | EA、インジケーター、補助ツールを導入する前の確認事項を整理できます。 |
まとめ
MT5でEA動作診断チェックツールを使う前には、EAの設置状態、自動売買許可、入力パラメータ、対象シンボル、認証状態、WebRequest、口座状態、VPS環境、Expertsログ、Journalログを確認することが重要です。
診断チェックツールを使うことで、EA本体の問題なのか、MT5設定の不足なのか、外部連携の問題なのか、口座・銘柄・VPS環境によるものなのかを切り分けやすくなります。
ただし、診断結果はEAやMT5環境の状態確認を補助するものであり、利益、勝率、損失回避、売買判断、相場予測を示すものではありません。
問い合わせ前には、EA名、バージョン、setファイル、対象銘柄、時間足、診断結果、Expertsログ、Journalログ、発生時刻、スクリーンショットを整理してください。口座番号、Webhook URL、GAS URL、APIキー、認証トークンなどの実値は、必要に応じてマスクしてください。

